6月に施工した瀬戸市の信用金庫さんの2か月目点検に行ってきました。
外周をぐるりと観察し、クモの巣や卵を除去してきれいな状態を維持することが目的です。
害虫ブロックは、水溶性の薬剤なので雨に当たれば即効果がなくなりますが、通常なら3~4か月、狭い室内なら半年程度効果が持続するといわれています。
写真のような軒下だと2か月目くらいからチラホラとクモの巣や卵が発生することがあります。クモもどこかで生きていかないといけませんので、ある程度は許容していただけるといいなと思います。

今回、訪問して「コバエには効果がなかった」とお話をいただきました。
通称「多治見虫」というコバエが梅雨時期に大量発生して、コロナ対策として換気する必要があり、網戸のない排煙窓から大量に店舗内に入り顔や体にまとわりついて不愉快な思いをしたそうです。
多治見市のホームページによると、2010年ごろ多治見市南部を中心に情報が寄せられ、今では多治見市全域、瀬戸市や豊田市でも目撃情報が寄せられています。
正式には、クロバネキノコバエというコバエで、体調が1~2mm程度で、一般的な網戸を潜り抜けて部屋に入ってきます。
朝方発生し、手足や顔をはい回り、お昼ごろには死ぬようです。
対策として網戸や窓枠に忌避剤や殺虫剤を噴霧することが一例として挙がっています。
害虫ブロックも有効だと思いますが、経験がありませんので胸を張って言えません。
次のシーズンにお試しください。
ガラスのサッシに落ちている様子

コバエがホイホイに集まった様子

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